林本源園邸(林家花園)の入場料や営業時間や予約は?庭園の見どころは?
林本源園邸(林家花園)は国定古蹟として新北市に管理されています。
清時代の台湾の建物を一度見ておくのもいいかも。
台北駅から30分ほどで行けるスポットなので、観光に余裕があればぜひどうぞ。
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チケットは入り口の左側にある青い窓口で買うことができます。
過去は100元だったり、無料で入園できたこともあったようですが、現在の林本源園邸(林家花園)の入場料は80元です。
ただし65歳以上や12歳未満は無料(証明書の提示が必要)です。
営業時間
開館している時間は毎日午前9時から午後17時までです。
基本の定休日は毎月第一月曜日(祝日の場合は翌日)。
また、旧正月、新年の初日、自然災害が発生したときなども休園です。
予約について
予約をしなくても庭園はいつでも見学できます。
ただし邸宅部分はガイドツアーじゃないと入ることができないんです。
わたしは全然知らなくて、ちょうどツアーがスタートしてしまった後だったので、結局庭園しか見学することができませんでした。
ガイドツアーはスタート時間が決まっていて、1回につき定員が30名となっています。
平日は
- 10:00
- 11:00
- 14:00
- 15:00
となっていて、土日休日はプラスで
- 14:30
の回があります。
この申し込みはインフォメーションで当日30分前までにすればOKです。
日本人の割合が多ければ日本語でのガイドになるようですが、個人で行く場合は大体中国語になるでしょうね(笑)
もし5名以上であれば団体予約をすることもできます。
日本語のボランティアガイドを手配してくれるので1週間前までにメールで申し込むのがおすすめ。
日本語のフォーマットがあるので簡単だと思います。
→参観と予約
ちなみに当日に時間に遅れてしまいそうな場合など、電話すると日本語ができる人に代わってくれますよ。
見どころ
板橋の林家、基隆の顔家、霧峰(台中)の林家、鹿港の辜家、高雄の陳家、と、かつて台湾で財を成した5つの財閥一族の事を「台湾五大家族」と言います。
ここ林家花園(林本源園邸)は台湾五大家族のひとつ、板橋の林家です。
林本源とは人名ではなく林氏一族を祭る組合の号、「木率水源、以永世沢」という言葉から取ったものだそうです。
林本源園邸(林家花園)はかなり広く、①の三落大厝を除いた庭園部分だけの見学でも所要時間1時間くらいでした。
マップの数字順に見ていくと効率的に見学ができます。
途中いくつもスタンプがあるし、ちょこちょこ座れる場所も多いので、休み休み行くのもいいと思います。
邸宅部分の三落大厝は国ではなく林家が管理しているため自由見学はできません。
なので今回わたしは見ることができませんでした。
邸宅敷地内には時間制でガイドの案内でのみ入れるようになってます。
台湾の清時代の邸宅の代表的な建物として、とても貴重です。
ここ汲古書屋は書籍を保存する場所でしたが、現在は何もありません。
中にも入れないようになってました。
途中の回廊にはこのような漢詩が。
これは当時のものを復刻したらしいです。
池を見渡せる読書場の方鑑齋。
詩を詠んだりする場所でもあったようです。
今は写真を撮る人ばかりですね。
来青閣は園内で最高かつ華麗な建物とされています。
先に出発したツアーの説明がめちゃくちゃ長くて、なかなか中に入れなかった(笑)
入ってみると天井とか
欄干?みたいな場所に金色で描かれた絵とか。
絵にストーリーがありそう。
あらかじめ勉強しておくか、ガイドと一緒にめぐるのがいいんでしょうね。
そして横虹臥月。
すぐそばの橋というか、この橋の中は通路になってました。
偉い人は上を通れるけど、当時の女性は地位が低いから通れなかったとか色々あるっぽいです。
橋の下というか中は通路になってました。
行ってみると、めっちゃ細い。
奥に行くと途中から洞窟っぽい感じで
出たら木と一体化してて、ちょっとテーマパークみたいだった!
やっぱりガイドさんがいないとよくわからないですね(笑)
ここ香玉簃の前の広場はもともとバラ園があったようで、花を愛でていたそうです。
現在はただの広場ですけどね。
歩いてる途中にはコスプレイヤーらしき人の撮影も見かけましたね。
ここ月波水榭は池の中にあるような建物で、ひし形が二つ重なったような形をしています。
そしてその建物は木とつながっているかのようなデザイン。
ですが立ち入り禁止になっていて、階段は上がれないようになってました。
でもここで記念撮影してる人は多かったですね~。
ここは定静堂。
お客様をもてなす場所です。
いわゆる宴会場で100人以上入ることができます。
さすが、中には螺鈿の椅子などがあって豪華でしたね~。
観稼樓は、2階から田畑を眺望することができ、農民の働く苦労への思いやりという意味もあります。
現在は2階には上がれないようです。
そして今回は中は工事中でした。
出入口近くの榕蔭大池。
この池を眺めるための休憩所として東屋が各所に建てられています。
写真を撮るなら東屋からがいいかも。
そして各所にいろんな種類の透かし窓がありました。
それぞれ意味があるそうです。
林本源園邸(林家花園)のまとめ
入場料は80元で営業時間は9~17時です。
定休日は毎月第一月曜日ですが、不定休もあります。
邸宅部分はガイドツアーのみで見学できるので中国語がわからなくても申し込むのがおすすめ。
庭園部分のみでも所要時間は1時間ほどかかります。
庭園が広いので、特に夏場は虫よけ対策をしておいた方がいいですよ。
詳しい行き方林本源園邸(林家花園)のアクセスは台北からMRT?龍山寺からバスで行ってみたよ
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