桃園空港から台北駅までMRT(電車)の料金や時間、乗り方は?
桃園国際空港から台北駅まで最も早い行き方は電車、つまり桃園空港MRTに乗ることです。
実際に乗ってみましたが、空港から台北駅まで直結してるので便利だし、日本の地下鉄と同じように乗れるので簡単でした!
初めてでも不安がないように、桃園空港MRTでの桃園空港駅から台北駅までの所要時間や料金、改札への行き方、乗り方や注意点を紹介します。
第1ターミナルからでも、第2ターミナルからでも、問題なく行くことができますよ^^
関連桃園空港から台北のアクセス【MRT(電車)・バス・タクシーどれがいい?】
桃園国際空港から台北駅まで桃園空港MRT(電車)の料金と所要時間
桃園国際空港から台北駅まで電車で行く場合は、桃園空港MRT(桃園機場捷運 Taoyuan Airport MRT)に乗ることになります。
画像は桃園空港MRTの路線図で、左が空港で右が台北です。
空港からは1本で行けるので、旅行者にはとても便利ですよ!
電車は直達車(快速)と普通車(各駅停車)があります。
渋滞はないので時間が読めるのがメリットですが、指定席はないので座れないこともあります。
料金とお得な切符
桃園空港から台北駅までの料金は160元→150元です。2018年10月から値下げになりました♪
自販機の上の路線図に書いてある料金の表示は変わってませんが、全線区間10元割引って書いてあります。
直達車(快速)と普通車はどちらも同じ値段ですよ~。
ちなみに一日乗車券は350元→320元になりました。
桃園空港MRTの子供料金は?
桃園空港MRTには子供料金はありません。半額とかないんですよ~。
ただし6歳未満の児童(身長115センチ以上は身分証明書を提示)は、無料でふたりまで同行できます。
小学生だと大人料金が必要になるので、バスで移動した方が安いですよ。
関連桃園国際空港から台北駅までバスの時間や料金、乗り方は?桃園空港MRTの割引
外国人旅行者ならこんな割引クーポンもありますよ。当日でも買えるし、スマホを見せればOKなので簡単です。
所要時間(快速と各駅停車)
所要時間は1タミからは35分または50分、2タミからは39分または53分となっています。
直達車(快速)の方が停車駅が少ない分早く到着します。
各駅停車が先に発車する場合でも、急いでる場合はその次に来る直達車(快速)に乗った方が早く着きますよ^^
各駅停車に乗ってしまうと「長いな~」って思うかもです(笑)
第一ターミナルから台北駅までの所要時間
- 直達車(快速):35分
- 普通車(各駅停車):50分
第二ターミナルから台北駅までの所要時間
- 直達車(快速):39分
- 普通車(各駅停車):53分
時刻表について
桃園空港から台北方面の始発は6時ちょっと前、終電は23時30分くらいと認識しておくといいでしょう。
日中はあまり気にしなくても直達車と普通車がそれぞれ15分ごと交互に出ています。
1時間に4本ずつの頻度ですね。
詳しい時刻表はこちらから↓
時刻表は変わるものなので、必要であれば旅行の直前に確認してみてくださいね。桃園空港MRT(電車)の乗り方
桃園空港MRTは日本の地下鉄と同じような感覚で乗ることができるので、日本人にとってはハードルは高くないと思います。
乗ってしまえば、台北駅が終点なので降りるのも難しくないと思います。
でも多少気を付けないといけない点もありますよ。
空港ロビーから桃園空港MRTの改札までの行き方
桃園空港MRTはターミナルとつながっています。まず地下2階にある改札に向かいます。
とにかく「MRT」「桃園機場捷運」という案内板に従って歩けば問題ありません。
第一ターミナルからでも、第二ターミナルからでも、案内板の数は結構あります。
乗車券などの買い方
桃園空港MRTに乗車するためには
- 悠遊カードなどICカード
- 自販機で購入するトークン(きっぷの代わり)
- kkdayのバウチャーを指定場所で交換して受け取るトークン
のどれかが必要になります。
悠遊カードで桃園空港MRTに乗れる
悠遊カードなどのICカードを使う場合、日本の電車と同じようにすればOK。
改札に入るときと出るときに1回ずつタッチするだけなので簡単♪
特にこだわりがなければ悠遊カードを買っておくのが便利だと思いますよ~。
関連悠遊カードは旅行者も買うべき?乗り放題とどっちがいい?悠遊カードは桃園空港MRTの窓口または自販機で買うこともできます。
もし改札前の自販機で悠遊カードを買う場合は、青い方です。日本語表示されるので難しくありませんが、お釣りが出ないので先に両替しましょう。
関連悠遊カード 桃園空港での購入場所は?コンビニやMRTでの買い方は?現金の場合は片道券を購入する
現金で乗る場合は紫の自販機で買います。片道乗車券って書いてある方。
タッチパネルになっていて日本語対応です。
なので不安なく簡単に買えます♪
ただ、出てくるのは切符じゃなくて、
ほんとに桃園MRTできてるぅ!!!!!!
トークンかっこいい!
ケロケロけろっぴチラッとしてきた!!! pic.twitter.com/DYYZlu77Lo— ほわつり (@howatsuri) August 1, 2017
こんな感じのプラスチックコイン。いわゆるトークンです。
トークンで乗るときはICカードと同じように改札でタッチ、下りるときにはタッチではなくコイン用の投入口に入れればOKです。
1,000元札は使えないので大きいお金はあらかじめ両替しましょう。
両替機は自販機の並びにあります。「Exchange」って書いてありますよ。
クレジットカードは使えません。もしクレジットカードを使いたい場合は以下に紹介するkkdayの割引クーポンを手配するといいですよ。
kkdayで割引クーポンがある
kkdayというサイトで桃園空港MRTのトークンを割引(外国人限定)で買うことができます。
もしクレジットカードで桃園空港MRTに乗りたいというならこの方法ですね。
メールで送られてくるバウチャーを見せるだけですし、当日でも買えるので便利です。クーポンみたいな感じですね。
台北方面の乗り場を確認
改札を入ると「台北行きの乗り場はホーム②」という案内板が至る所にあります。
扉上にも表示してあるので、②の台北方面と書いてある側に乗りましょう。
逆方向も同じホームなので乗るときに確認してくださいね。
直達車(快速)と普通車が交互に来ます。
紫のラインの電車が直達車(快速)、青のラインが普通車です。
画像の列車は普通車ですね。
台北駅まで急ぐ場合は直達車(快速)に乗ると早いです。
ホームには電光掲示板で次の電車が表示されますよ~。
ただし人が多いとスーツケースの置き場に困るかも。その場合は乗客の少ない普通車を選ぶのもアリですね。
桃園空港MRTの注意点や便利な点など
日本の地下鉄と同じように乗れるとはいえ、やはりここは海外。
ルールが違うこともあります。
桃園空港MRTの注意点や便利な点をチェックして快適に乗車しましょう。
MRTは飲食禁止
日本とは違って、改札前の黄色いラインから入ったら飲食禁止です。
飴やガムなども食べないように注意しましょう。
思わずお水などを飲んでしまいそうですが、飲食すると罰金(最大7,500元)があります。
そして禁煙(最大1万元)にもなってます。
外国人でも容赦されないので気を付けるようにしましょう。
ちなみに台湾鉄道や台湾新幹線(高鐵)は飲食できます。
桃園空港MRTの列車内のスーツケース置き場
こんな感じで直達車(快速)にはスーツケースを置ける場所があります。
日本の電車と違ってベルトはありませんが、床に滑り止めがついてるのでずれることはありませんでしたよ^^
ただし乗客が多いとスーツケース置き場はすぐ埋まってしまいます。
普通車のスーツケース置き場は小さいタイプしか置けない感じでした。
座って足元に置いている人がほとんどでしたね。日本で見る光景と変わらない~(笑)
荷物置き場の容量は直達車(快速)と普通車でこのようになっています。
- 直達車(快速):28インチの荷物122個、20インチの荷物604個
- 普通車:20インチの荷物252個
桃園空港MRTの充電器やWi-Fi
桃園MRT、電車の中に充電設備があってビジネスや観光利用客にもありがたい🔌#台湾 pic.twitter.com/m36W4TW3eD
— ゆう (@mmnt_mr____) November 13, 2019
そういえば、台湾の桃園空港から台北市内直通の空港線、いわゆる桃園MRTが、前回はまだ実装されていなかった各座席のUSB充電器が使えるようになっていて、地味に便利でした。 pic.twitter.com/iY7XxP9XGy
— NZ2.0@エヌゼット (@nz20_u1) October 15, 2019
桃園空港MRTの直達車(快速)列車内ではスマホの充電器やUSBがあって便利です。
移動中に充電できるのってホントに助かりますよね!
しかも車内では無料Wi-Fi「TyMetro」も利用可能です。
Wi-Fiは一回につき30分間使えます。もし接続が切れたらまた設定すれば使えますよ~。
桃園空港MRTは地下鉄ではない
空港付近や台北駅付近は地下を通るんですが、途中は高架なので眺めはいいと思います。
ただ意外と高いので高所恐怖症など、苦手な場合はご注意を。
車内の温度について
車内の温度は結構寒いですね。台湾の乗り物は総じて冷房がツライ(笑)
座る場所によっては直接風が当たりまくって、めちゃくちゃ寒いです(笑)
もちろん個人差があると思いますが、寒がりという自覚がある人は羽織るものがあった方がいいと思います。
桃園メトロの台北駅で降りた後の乗り換えについて
台北駅以外の駅が目的地で、桃園空港MRTの台北駅で降りてから乗り換えをするというあなたにアドバイスを。
実はちょっと大変です。乗り換えをするにはかなり離れているからです。
桃園MRTを降りてから、台北MRTの「台北」駅(淡水信義線・板南線)まではなんと徒歩15分。な、ながっ。感覚としてはJR新宿駅から西武新宿くらい遠い~。
重い荷物を持って長い距離を歩くのはイヤじゃないですか?
なので桃園空港MRTを降りたらタクシーに乗るのもアリです。台北駅から市内であれば100~150元あれば足りることがほとんどだし、空港からタクシーに乗るよりは値段を抑えられます。
「それでも乗換えするよ」って場合、ほかにも良い方法はあります。
北門駅への乗り換え
淡水信義線・板南線・台鉄側ではなく、逆側のエスカレーターに向かうと5分ほどで松山新店線「北門」駅に接続します。
松山新店線は緑のラインのMRTなので、緑のマークを目印に歩くとわかりやすいです。
三重駅での乗り換え
または桃園空港から直達車ではなく普通車に乗って「三重」駅(中和新蘆線)で乗り換えすれば迷いませんよ。
「三重」駅は桃園空港MRT終点の台北よりも一つ手前の駅です。ただ各駅のみの停車なので所要時間はかかりますね。
台鉄に乗り換える場合
台鉄に乗り換える場合はそもそも桃園空港MRTではなくリムジンバスを利用して台北駅へ行く方がおすすめです。
歩く距離は断然!少なくなりますよ。さらに料金も安い。
桃園メトロは乗車時間は短いですが、乗り換えのために歩く時間を考えると、所要時間はバス利用とあまり変わらなくなりますからね。
関連桃園空港から台北駅までのバスの時刻表や料金は?乗り場はどこ?桃園空港から台北駅までMRTでの行き方のまとめ
桃園空港MRTを使えば、桃園空港から台北駅まで料金は150元。40分かからずに着くことも可能です。
日本と同じような感覚で乗れるので、台湾が初めてという人にもおすすめの行き方です。
深夜早朝は運行してませんが、渋滞はないし時間が読めるのはいいですよね。
ICカードを使うのか、現金できっぷを買うのか、ネット経由で割引のセット券を買うのか、あなたに合った方法を決めておくと迷わずに済みますよ^^
注意点として桃園空港MRTを降りてからの、台北駅での乗り換えは大変です。遠いし迷いやすいからです。なのでホテルの場所によっては北門駅や三重駅で乗り換えるとか、リムジンバスでの移動を考えてもいいかもしれませんね。
行き方桃園空港から台北【電車・バス・タクシーどれがいい?】行き方【逆方向】台北駅から桃園空港へMRTの行き方を詳しく
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