黄金博物館 金塊と坑道だけじゃない見どころと行き方

金瓜石にある黄金博物館に、夕方の九份の前に寄ってみました。
ちょっとのつもりが意外と広くて、気づけば2時間も経ってました!
見どころが多すぎたのである程度チェックしてから行けば良かったです~
※2019年11月8日まで改装のため黄金館の見学は休止になっています。
関連九份の名物グルメと人気スポットのサクっと観光マップ黄金博物館の見どころ

金瓜石のバス停を下りるとすぐに黄金博物館の入り口です。
左側にある炭鉱マンのシルエットが良い感じ。

窓口でチケットを買います。
料金は80元で、悠遊カードでの支払いができました。
それぞれの施設の中に入らないなら買わなくても大丈夫です。例えば神社のみに行くとか、線路だけ見るとか、ごはんだけ食べるとかですね。

窓口の左にはウォーターサーバーがありました。
ペットボトルや水筒に給水してる人が多かったです。この先は意外と歩きますし、準備しておきたいですもんね。
遊客服務中心
窓口から歩いてすぐに遊客服務中心(サービスセンター)があります。まずはパンフレットをもらうのがおすすめ。
黄金博物館の区域はマップがないと広すぎて、ちょっと不便ですからね。
ここでは赤ちゃんの抱っこひもの貸し出しなどがあるようです。階段だらけなのでベビーカーは難しいですもんね。
四連棟

四連棟とは日本統治時代の日本人職員の宿舎だった場所です。

チケットの提示を求められました。

中に入ると当時の生活を知ることができます。
日本人にとっては昔の日本の建物なので、新しい発見はないかもですね。
特殊な種類の日本式建築ということですが私にはよくわかりませんでした(笑)
さーっと内部見学してすぐに出ましたが、日本人以外は興味深そうに見てました。
金水広場と鉱夫弁当

レンガの道を歩いていくと、ちょっとした広場といくつかの飲食店があります。

派出所を超えたら鉱夫食堂。

ここの名物の鉱夫弁当(鑛工便當)はお弁当箱一式を持ち帰れるということで人気です。
2階は展示室になっていて見学できるようです。←知らなかったw
金瓜石太子賓館

金瓜石太子賓館は日本統治時代に皇太子(のちの昭和天皇)の台湾視察のために建てられたものです。実際は使われなかったそうですが。

日本式庭園には鯉が泳いでました。

中には入れませんが外から見学できるようになってます。

太子賓館からの眺めがよかったです^^

これを見ると、気候の条件が良かったら陰陽海もきれいに見えるのかな?
坑道の線路

ここからは階段です。

急な階段。しかも段数があるな~

と思ってたら突然線路が!

振り返るとこんな感じ。坑道の線路です。
もちろん歩いてOKですよ~。

本山五坑の入り口の方に向かうと駅みたいになってました~

線路にはトロッコがあって、記念撮影してる人もいました。
金瓜石神社

日本統治時代の神社の金瓜石神社。
上まで行くのに20分くらい階段を登りつづける必要があります。

わたしはちょうど半分くらいでギブアップ(笑)
残りは夫が登って写真を撮ってくれました。

金瓜石の地図みたいですが、見にくくてわかりにくい~w


階段は崩れてたりして登りにくそうです。

眺めはさすがにいいですね!

わたしがギブアップした地点の鳥居かな?

神社は石柱が残るだけで、なんか寂しいですよね。

お賽銭してあります。金運のパワースポットとして有名なんだとか。

ティーポットに見えるという無耳茶壷山です。
黄金館

この「金」の左側に黄金館があります。

黄金館は金の博物館です。

大きな彫金のプレート。

金や金山にまつわる展示がいろいろありました。

金塊にさわりながら記念撮影できます。
数字は本日のレートでの金額。でも日本円じゃないからよくわかりませんw
本山五坑で坑道体験

本山五坑にはこの「金」の右側にあるレンガの建物から入ることができます。
坑道に入るには別料金で50元が必要です。

まずモニターで説明を見る場所。でも人が少ないからか、すぐに奥のスタッフから呼ばれて全然見てない~

当時に使われていた機材が展示してありました。

坑道の入り口です。ここからはヘルメット必須です。

ここまでは外からも見ることはできます。

入口には昔トンネルでタブーだったことが書いてありました。
- 口笛は禁止
- 女性の入坑は禁止
- ヘビの話は禁止
口笛は日本の坑道でも落盤するという迷信からタブーとなっていたりします。
女性が入れないのは男性とふたりきりになるのが良くない、出る時のボディチェックが不便ということのようです。
ヘビは?というと四字熟語で「虎頭蛇尾」(最初は物事に真面目に取り組むけど最後が適当になってしまう)を連想するからということです。

15分ほど歩いて見学します。
温度が18度に保たれてるので涼しい。

当時の様子が再現されています。

金が出る場所ということでキラキラ光ってる場所を注意深く見ました!でも実は金は黒い筋に含まれているそうです~(笑)

ダイナマイトを使うシーン。耳を塞いでますね。

鉱夫が出る時はボディチェックがあります。
金を飲みこんでしまう人もいたようで、あやしい人は肛門をチェックしたり、ウンチが出るまで出してもらえなかったようです。
砂金採り体験

砂金採り体験も別料金100元が必要で、各回50人までとなっています。

開始時間の15分前までにチケットを買って、このように並んで待つようです。
わたしは砂金採り体験はしませんでしたが、人気のイベントようですね。
錬金楼

金水楼はもともとはホテル→精錬工場→事務室などとして使われた建物ですが、現在は右側の展示室で企画展が行われています。

わたしが行った日は当時の小学校をモチーフにしていました。

感じにカタカナとひらがなが入り混じった教科書もありました。
環境館

環境館は錬金楼の斜め前くらいにあります。
ここは金瓜石という土地の自然についてや、地質的な展示になってました。
坑道で掘られた石とかもあって面白かったです。
でも写真撮ってなかった^^;
黄金博物館の区域が思ったよりも広くて、ここで疲れが出たんですかね~。
黄金博物館(金瓜石)への行き方

黄金博物館は金瓜石のバス停を下りたらすぐです。
金瓜石は九份の先にあります。
台北からでも瑞芳駅からでも、九份を目指して行って下りずに金瓜石まで行けばOK。
行き方台北から九份のバスの行き方 1062と965の乗り場と料金と所要時間行き方瑞芳から九份のバス停の場所と路線番号・時間・料金・時刻表について

帰る時ですが、九份・瑞芳駅方面は来る時に降りた屋根つきの場所ではなく、逆側にあるバス停から乗ってくださいね。
黄金博物館(金瓜石)の情報まとめ
黄金館のみというわけではなく、色んな施設が見学できるので80元というのは良いと思います。
思ったより広いので、休憩しながら、水分補給しながらゆっくり回るのがおすすめですよ!
料金:80元(坑道体験 50元、砂金採り体験 100元)
営業時間:平日9:30~17:00
土日祝:9:30~18:00
休館日:第一月曜日
旧暦の大晦日・元旦
選挙の投票日
公式サイト:https://www.gep-jp.ntpc.gov.tw/
行き方台北から九份のバスの行き方 1062と965の乗り場と料金と所要時間
行き方瑞芳から九份のバス停の場所と路線番号・時間・料金・時刻表について




















ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません